今回のテーマ
『大物タンク(大型製缶)』
ステンレスや鉄を用いた大型製缶加工は弊社の得意とする分野の一つですが、
今回は、大物タンク(内容量6t 外寸:直径2×高3.2m)の製作工程をご紹介します。
【製作工程① 設計】
3D CADで強度計算シミュレーションを行うことで薄板でのタンク製作が可能になり強度を保ちながらコストダウンを図ります。
【製作工程② 材料手配】
タンク胴部、底の鏡板部に分けて材料手配を行います。
【製作工程③ 加工】
今回は溶液の加熱が必要なため、鏡板に加熱用配管を溶接しています。
胴部の継ぎ目を溶接後、胴と底の鏡板を溶接し、タンクを製作します。
脚ありの場合は、最後に脚を取り付けます。
通常、
タンクは大型化すればするほど、加工誤差や溶接時の歪が発生しやすくなりすが、
小松原では、これまでの ウェット処理装置製作 の経験から産み出された技法と
加工技術者のもつ技術により、難易度の高い大物タンクでも
スムーズで高品質な製作が可能です。
【製作工程④ 検査+完成】
加工後、タンクの中に水を溜めて漏れがないかをしっかり確認し、完成です。
弊社の製品は全て受注生産品ですので、
様々な寸法・素材・板厚・表面処理への対応が可能です。
詳しくは→ https://komatsubara-iw.jp/parts-manufacturing/#link2
また、ウェット処理装置 を長年手掛ける弊社では、お客様のニーズに合わせて
タンクや槽に ‘搬送’や’加熱’ といった動きや機能を、自由に加えることが可能です。
図面が無くてもご安心ください。
設計から部品加工・組立・試運転まで一貫対応できる機械メーカーだからこそ、
お客様のニーズにぴったり合わせた製品をご提供いたします。
創業約70年超の実績を基に、皆様の御要望に最適な提案をいたします。
装置・部品製作だけでなく、改造・メンテナンス・移設工事等も承ります。
実機・ミニサイズのテスト機もございますので、お気軽にお問い合わせください。
◆ 問い合わせフォーム :https://komatsubara-iw.jp/contact/
◆ 今回のテーマに関連する製品例
フィルム連続溶剤処理用角タンク:
https://komatsubara-iw.jp/products/other/horn-tank/
丸タンク(第二種圧力容器):
https://komatsubara-iw.jp/products/other/square-tank/
大型濾過タンク: