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ロールtoロール装置(R2R)とは?

 

ロールtoロール装置(R2R)とは?

ロールtoロール(R2R)装置は、連続的なフィルムやシートなどを扱う製造プロセスにおいて重要な役割を果たします。このプロセスは、材料の巻き取りと巻き戻しを行いながら、様々な加工(コーティング、ラミネート、エッチング、洗浄・抽出など)を施す技術です。以下に、R2R装置の主要なコンポーネントとその動作について専門的に解説します。

1. 主要コンポーネント
アンワインダー(巻き出し装置)
機能: ロール状の原材料を解放し、ウェブをラインに供給します。
制御: テンション制御システムにより、一定のテンションを維持しながら供給されることが重要です。

ワインダー(巻き取り装置)
機能: 加工後のウェブを再度ロール状に巻き取ります。
制御: テンションや速度制御が重要で、均一な巻き取りを実現します。

プロセス
機能: ウェブ上で必要な加工を行います。具体例として、印刷、コーティング、ラミネート、スリット、エッチングなどがあります。


2. 制御システム
R2R装置の性能と品質は、精密な制御システムに大きく依存します。以下の要素が重要です。

テンション制御
目的: ウェブがシワや破損なく、均一なテンションで処理されることを保証します。
技術: ロードセル、ダンサーローラー、ブレーキシステムを使用。

位置決め制御
目的: 各ステーションでの加工位置の精度を維持します。
技術: オプティカルセンサー、エンコーダー、カメラシステムを使用。

ウェブガイドシステム
目的: ウェブが正確にラインを進むように制御します。
技術: エッジガイド、センターガイド、ラインガイドシステムを使用。


3. 適用分野と用途
R2R技術は多岐にわたる産業分野で利用されており、特に以下の分野で重要です。

機能性フィルム:光学フィルム等
電池:車載用リチウムイオン電池(セパレーター、電極等)
電子デバイス: フレキシブルディスプレイ、太陽電池、センサー、電子部品材料など。
パッケージング: フィルム包装材、ラベルなど。

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