
今回のテーマ
『大型加熱シリンダー』~分厚いワークをしっかり加熱~
◆標準の3倍径、φ1500mmの大型加熱シリンダーの特徴と製作難易度
今回ご紹介するのは、実際に製作した径:φ1500mm×幅:1900mm、
熱媒オイル方式の大型加熱シリンダーです。
小松原の標準的なシリンダーの径φ571.5mmに比べ太さは約3倍、
シリンダーへの接触時間が長く、分厚いワークでもしっかり加熱
することが可能です。

ただ、シリンダーが大型化すると、加熱面積が大きくなるため、
温度を均一に保つ難易度も上がるため、小松原ではシリンダーのサイズ・用途に
応じた熱媒の流れ方や構造を考慮して温度が均一になるよう設計製作しています。
◆大型加熱シリンダーの品質はどうやって保たれているか
今回のシリンダーでは、
熱媒オイルがシリンダー長の中央部より内胴と外胴の間に入り、
想定通りの管内流速で螺旋状のセパレーター板に沿って両側面へ流れる構造
にしました。


小松原では、使用条件や要求される温度精度や加工精度などを踏まえ、
構造から検討し設計するため、通常サイズの3倍の大型径でも均一に加熱できる
シリンダーの製作が可能です。
また、長期にわたってシリンダーからの熱媒の漏れを防止するには、
優れた溶接・製缶加工技能も欠かせません。
小松原では、普通ボイラー溶接資格をもつ技術者が丁寧に溶接することで、
品質を担保しています。
◆製作可能な大型シリンダー
最大径x面長:φ2300~2400mm x 4500mm(加工用軸含む)
今回の製作事例の熱媒はオイルですが、飽和蒸気・温・冷水等の対応も可能です。
「このサイズのシリンダーを製作できますか?」
「要求する仕様を実現できますか?」
など、具体的な設備計画になる前の技術的なご相談も、お気軽にお声がけください。
メールマガジンでは今後も弊社のものづくりや設備についてご紹介してまいります。
【今回のテーマに関連する製品例】
◆小松原の大型製缶:https://komatsubara-iw.jp/parts-manufacturing
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