
今回のテーマ
『3DCADの応用~強度設計~』
強度設計とは、機械や構造物が破壊や過度の変形を起こすことなく、
安全にその機能を発揮できるようにする設計手法です。
ただし、必要以上に強度を高めすぎると製品コストが増加するため、
適切な強度の選定が求められます。
強度設計では、部材に作用する荷重条件と
使用する材料の特性を理解し、部材に発生する
応力を適切に評価・管理することが重要です。
小松原では、従来の強度計算に加え、
3DCADを活用した応力分布解析も導入しています。
これにより、強度設計の最適化が可能となり、
高品質かつ低コストな製品の提供を実現しています。
たとえば、下記の大型水槽の設計では、
下図のように3Dモデル上で満水時の応力分布を解析し、
補強方法や板厚を検討することで、変位を所定の寸法内に収めることができました。


さらに、こうしたシミュレーション技術により、
仕様打合せの段階から装置の構造だけでなく、
力のかかり方や変位の様子を3DCAD上で可視化することが可能となりました。
これにより、お客様は設計内容をより直感的に把握でき、安心してスピーディーに
仕様を決定していただけるようになっています。
今後も、3DCADによる設計・解析技術を活かし、
「安心・安全・低価格」を兼ね備えた製品のご提供に努めてまいります。
創業約70年の実績を基に、皆様の御要望に最適な提案をいたします。
装置・部品製作だけでなく、改造・メンテナンス・移設工事等も承ります。
実機・ミニサイズのテスト機もございますので、お気軽にお問い合わせください。
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